メモリクロックアップを試すのに最適、Team Zeusの耐性はすごい!?

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DDR3-2800でのベンチマーク動作を確認!

結果、最高クロックはDDR3-2800のCL12-14-14-35となった。MHF絆のスコアも最高値をマークしている。クロックを上げていくとタイトなタイミングではやはり動作しないというケースが見られた。タイミングの調整がメモリクロックアップのキーとなるだろう。

テスト結果
クロック タイミング 電圧 OS起動 MHF絆
DDR3-1333 9-9-9-21 1.50V 2175
DDR3-2133 11-11-11-31 1.66V 2358
DDR3-2400 9-12-12-31 1.66V 2410
DDR3-2400 10-12-12-31 1.66V 2416
DDR3-2666 10-12-12-31 1.66V ×
DDR3-2666 11-13-13-35 1.66V 2449
DDR3-2800 11-13-13-35 1.66V ×
DDR3-2800 12-14-14-35 1.66V 2500
DDR3-2933 12-14-14-35 1.66V ×
DDR3-2933 13-14-14-35 1.66V NG

 

DDR3-2933でもOS起動はOKで、ベンチも途中まで走ったので、個体によっては動作するものがあるかもしれない。この検証を参考に試していただきたい。

内蔵グラフィックを使用する場合、メモリクロックのアップによる性能向上が見込める。今回、MHF絆のベンチマークでは顕著にメモリクロックによる数値の変化が表れている。タイミングは小さいほうがより速いことを表すが、グラフィックベンチでのスコアの変化はタイミングよりクロックのほうに反応しているようだ。今回の検証でもDDR3-2400のCL9とCL10ではほぼ同じ数値となっている。

予想以上のマージンがあり、久々に遊べるメモリ

DDR3-2133スペックのメモリだが、今回は3段階アップのDDR3-2800までアップすることができた。最近のメモリは1段階のアップも難しいものが多いが、かなりの伸びを見せてくれた。内蔵グラフィックを使う場合はメモリのクロックアップは有効に作用する。

ベンチマークなどで遊ぶ場合は、いろいろなクロックを試すことができるので、楽しい製品といえるだろう。一方、常用で使いたい場合は、自分で安定度をチェックしないといけないので、ひと手間かける必要がある。

メモリクロックをアップするコツのひとつはCPUをしっかりと冷やすこと。メモリコントローラーがCPUに内蔵されているため、メモリに負荷がかかれば、CPUの発熱が高くなる。CPU電圧はデフォルトでもメモリクロックをアップすることで、CPUの発熱が変わることを覚えておこう。今回は、コストパフォーマンスにもすぐれているタワー型CPUクーラーREEVEN HANSを使用している。

cooler

冒頭で紹介したとおり、このTeam Zeusはクロックマージンを楽しめるちょっと変わった製品だ。とはいってもメーカースペックを超えた部分は保証されているわけでない。そのため、確実に高クロック動作させたい方にはおすすめできない。

だがせっかくPCを自作するならちょっと遊んでみたい、また高クロック動作をなるべく安く価格で体験したいという方には非常に魅力的な製品といえる。最近はなかなか低価格で遊べる製品がなかったので、このPentium G3258+Team Zeusは久々に楽しめる組み合わせではないだろうか。もちろん上位CPUであるCore i7 4770Kとの組み合わせで、より高いパフォーマンスを追及することも可能だ。

またTeam Zeus DDR3-2133は8GB×2のセットもある。メモリチップ数が増えるので、耐性的には4GBモジュールより不利にはなるが、どこまで伸びるか機会があったら試してみたい。

 

■関連リンク
Team Zeus TZRD38G2133HC11ADC01(DDR3-2133 4GB×2)


※マージンについてはあくまでも当サイトでのテスト状況です。製品の個体差により結果はことなることがあります。