REEVENのハイエンドCPUクーラー、OKEANOSの冷却度は?

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テスト環境

冷却性能テストは、Devil’s CanyonことIntel Core i7-4790K搭載PCで実施した。このテスト用PCは、ケースにNZXT H440を採用。一般的な利用状況に近い縦置き状態での温度の測定を実施した。

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メモリとの干渉だが写真のように、ヒートスプレッダーが高くないものなら問題はないが、大型のものは吸気ファンと干渉しそうだ。

ストレステスト(Prime95 v26.6 – Small FFTs)を、室温28.0±0.5℃の環境下で20分間実行した際のCPU温度をLoad、ストレステスト停止から10分後のCPU温度をIdleとしてそれぞれ測定した。

 

CPU温度を測定したHWMonitor 1.25

CPU温度を測定したHWMonitor 1.25

 

なお、CPUの動作については、発熱の違いによるCPU温度差を確認するため、Turbo Boost Technology無効時の4.0GHz定格動作と、全コア4.5GHzに調整したオーバークロック動作の2パターンを用意した。また、搭載ファンの回転数による変化をチェックするため、OKEANUSについては、PWM制御を50%と100%に設定した際の温度を測定している。

その他、テスト機材のパーツ構成等については以下の通り。

 

テスト環境
CPU Intel Core i7-4790K
メモリ G.SKILL F3-2133C10D-16GAB(8GB×2 , DDR3-2133 , CL10 , 1.6V)
マザーボード ASUS RAMPAGE VII RANGER
電源ユニット NZXT HALE82 650W
PCケース NZXT H440(H440W-MB)
※天板に140mmファン「FN140V2」を2基、排気ファンとして追加
サーマルグリス CPUクーラー付属品
※リテールクーラーはProlimatech PK-2を使用
OS Windows 8.1 Pro Update 64bit
ストレステスト Prime95 v26.6(Small FFTs)
モニタリングソフト CPUID HWMonitor 1.25(CPU Package)
室温 28.0±0.5℃

 

テスト結果

■オーバークロック4.5GHzでの高負荷も80℃台というハイパフォーマンス

OKEANOSの冷却性能テスト結果をまとめたものが以下のグラフだ。

 

TEST Results

 

Intel Core i7-4790Kの定格動作クロックである4.0GHz時において、CPUに付属するリテールクーラーより32~34℃も低い温度となっている。リテールクーラーから交換すれば、大幅な温度低下が期待できる。

全コアを4.5GHz、CPU電圧を1.26Vに昇圧したオーバークロック動作でも、OKEANOSは80~84℃という結果を記録している。リテールクーラーでは、発熱がパーツの限界を超え、熱保護機能によりクロックが強制的にさげられてしまったため測定不能だった。OKEANOSでは、80℃台と高負荷での動作に耐えうる温度まで冷却することができた。

ヒートスプレッダのインナーTIMに「次世代ポリマーTIM」を採用するIntel Core i7-4790Kの場合、CPUダイの発熱量の割にCPU温度が高くなってしまう傾向にあるが、ファンの回転数を絞っても急激な温度上昇がみられないところを見る限り、OKEANOSの冷却性能的にはまだ余力があるとみて良いだろう。