MSI Z97 GAMING 9 ACのXtreme Audio DACで「残酷な天使のテーゼ」に酔う

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ヘッドフォンのみなのが残念だが、十分違いがわかる音質

●気になる点
やはりフロント側でのヘッドフォンにしかXtreme Audio DACが対応していない点だろう。現在主流のCreative SoundCore 3Dオーディオプロセッサーとの大きな違いはここだ。またヘッドフォン端子まではケースに付属している配線のクォリティに頼らざるを得ない。一方の Realtek High Definition Audio側は金メッキ端子が採用されていたりするので、矛盾しているともいえる。

またXtreme Audio DACの使い方についてマニュアルなどにほとんど触れられていない。本来はこの製品の目玉の機能のはずなので、もう少しわかりやすくしてもらいたいところだ。

あとバックパネルについているシールドが、マザーボードを固定する穴と共通で留めるようになっていて、セッティングの際、一度シールドのネジをはずさなければいけない。このままケースに取り付けはできないのが、不親切だ。


■購入データ
ここで購入に関するデータをまとめておこう。

memory

●価格帯
実勢価格36,800円前後(2014/9/5現在)→最新実勢価格

●上位モデル比較
MSIのZ97 GAMINGシリーズとしてはこのGAMING 9 ACが最上位モデルとなっている。

MSIにおいてさらに上位モデルとしてはオーバークロック(OC)に特化した、MSI Z97 XPOWER ACがある。こちらの価格は5万円台となり、Z97マザーボードとしてはかなり高い部類だ。ヒートシンクの作りや、OCに対する機能が異なっている。もちろんZ97 GAMING 9 ACにもOC機能は付いている。

●下位モデル比較
価格差約15,000円で下位モデルのZ97 GAMING 7(実勢価格22,000円前後 2014/9/5現在)がある。この価格差は主に「Xtreme Audio DAC」のあるなしだ。前述しているが「ヘッドフォンを多用するか?」「ヘッドフォンでの音質を求めるか?」によって選択は変わってくるだろう。

さらに下位モデルとしてZ97 GAMING 5Z97 GAMING 3がラインナップされている。

●おすすめ組み合わせ
ゲーム用途して使用するなら、CPUはCore i5 4690Kがおすすめだ。「K」付きモデルならOC機能も使える。また安価に組むのならPentium G3258も選択肢としてありだ。OC用途でないなら、今回使用したCore i5-4690を選んでもいいだろう。

メモリは内蔵グラフィックを使うなら、ハイクロックメモリがおすすめだ。DDR3-2400あたりがコストパフォーマンスも高い。

CPUクーラーはオーバークロック、または静音化を考えるならリテールではなく、「冷却性重利のもの」「静音性重視のもの」など用途にあったものを選ぶといいだろう。

 

good
・Xtreme Audio DACの音は感動的
・オンボードに電源スイッチ、デバッグコードLEDなどがあり便利
・OC機能の充実

bad
・Xtreme Audio DAC関連の説明不足
・フロント側ヘッドフォンのみの対応
・バックパネルのシールドの取り付け

recomend
・ヘッドフォンで高音質を楽しみたい
・ゲーム目的で最高モデルがほしい
・OC機能も使いたい

■関連リンク

MSIの製品ページ
MSI Z97 GAMING 9 AC


<機材協力>
エムエスアイコンピュータージャパン株式会社

 

 

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