MSI Z97 GAMING 9 ACのXtreme Audio DACで「残酷な天使のテーゼ」に酔う

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ボーカルが迫る! Xtreme Audio DACの音は感動的!

音源はまずこのマザーを標準セットアップすると使える「Sound Blaster Cinema 2」の設定テストを聴いてみた。

sound blaster cinema2

Xtreme Audio DAC側は、音の広がりが違う。今まで聞こえてなかった音が聴こえてくる。音の領域がぐっと広くなった印象だ。解像度が上がり、一音一音がしっかりしている。

次にハイレゾ音源を聴き比べてみよう。
ハイレゾ音源配信サイト「e-onkyo music」より、サンプル音源『チャイコフスキー:弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」第1楽章』をダウンロードしてみる。この音源は会員登録すれば無料でダウンロード可能だ。

フォーマットは「WAV 192kHz/24bit」を選択した。時間11分14秒の音楽データとなるが、ハイレゾ音源のファイルサイズは大きく740MBもあった。約CD1枚分だ。ハイレゾ音源についての詳細は以下のムービーを参考にしていただきたい。

http://www.e-onkyo.com/about/

このサンプル音源をiTunesで聴いてみる。最初にRealtek High Definition Audio側で聴いたが、十分なクオリティの音といえる。ハイレゾ音源の効果か?と思えたが、Xtreme Audio DAC側ではさらに上をいく音質だった。弦楽器の艶っぽさが違う。音場に奥行があり、聴こえていなかった音の層が1枚加わった感じを受けた。

itunes_ss

今度は、「e-onkyo music」で有料コンテンツをダウンロードして聴き比べた。
NEON GENESIS EVANGELION 【2013 HR Remaster Ver.】より「残酷な天使のテーゼ(Director’s Edit. Version)」だ。

eva

多くの方にお馴染みのこの曲、「ざーんこ~くな」の導入部分で、すでに「こ~く」の部分のメリハリが全然違う。イントロに入ってRealtek High Definition Audio側では、低音がもっさりとして耳障りだったのが、Xtreme Audio DAC側ではクリアな低音となり断然聴きやすい音となっている。ボーカルもすぐそこにいる感じで、この違いは感動レベルだ!

正直、ここまで違いが出ると思っていなかった。音に関しての感じ方は個人差が大きいし、好みの違いもあるが、おそらく誰が聴いても差がわかるレベルで音質が違っていた。

もちろん、Z97 GAMING 9 ACでなくても外部USB DACやオーディオカードを導入すればいいのだが、手軽さが違う。通常通りPCを組み立て、ケースフロントの端子にヘッドフォンを挿すだけだ。またメーカーがターゲットとしているゲーミングの分野ではこの手軽さこそが必要なのだろう。オーディオの世界は奥が深い。本格的にオーディオを楽しみたい方には、他にいくらでも選択肢はある。

他に機能としては「Killer E2200」「GAMING APP」「OC Genie4」など、ゲーミングやOCの機能も満載だ。

またUSB端子へATX電源から直接供給する「USBオーディオパワー」機能があるが、メーカーのWebやメディアリリースには「USB DACなどの外部デバイスに有効」というような記述になっている。確かに機能的にはそうなのかもしれないが、外部のUSB DACを使うならZ97 GAMING 9 ACである必要はない。Z97 GAMING 7に外部USB DACを付けるのが正しい構成だろう。それだけで1.5万円違ってくる。このマザーはオンボードでXtreme Audio DACを提供していることに意味があるので、購入を検討する際はそこを間違わないでいただきたい。

各メーカーから多くのマザーボードが発売されているが、オンボードでC-MEDIA製CM6631A HDオーディオプロセッサを搭載しているモデルは稀有だ。Z97 GAMING 9 ACは音にこだわるPCゲーマー、またにヘッドフォンで高音質なサウンドを楽しみたい人におすすめのマザーボードといえる。

■テスト環境

検証環境
マザーボード MSI Z97 GAMING 9 AC
CPU INTEL Core i5-4690
CPUクーラー REEVEN HANS(RC-1205)
メモリ Team Zeus DDR3-2133 4GBx2 (TZRD38G2133HC11ADC01)
電源 CoolerMaster Silent Pro 1000W
SSD INTEL 510 Series 120GB

 

 

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