DDR4-2666メモリ、G.Skill F4-2666C15Q-16GRRを試す

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DDR4-2666のパフォーマンス

Haswell-EとIntel X99 Expressチップセットの組み合わせで標準サポートされているDDR4-2133メモリとのパフォーマンス差をチェックしてみた。

SiSoftware Sandra 2014.SP3 (20.42)

SiSoftware Sandra 2014.SP3 (20.42)

メモリ帯域幅を測定するベンチマークテスト SiSoftware Sandra – Memory Bandwidth を実行した結果、DDR4-2133が46.22GB/secだったのに対し、DDR4-2666は53.80GB/secだった。メモリクロックの向上により、メモリ帯域幅が約16.4%拡大したことになる。DDR4-2666メモリが、Haswell-E環境においてメモリ帯域幅を拡大する手段として有効であることが確認できる結果だ。

メモリ帯域幅の拡大が一般的な用途でPCのパフォーマンスに影響を与えるシーンは限定的だが、暗号化処理や科学解析など、メモリアクセスの多い計算処理にコア数の多いCPUを利用する場合、メモリ帯域幅がCPU性能のボトルネックとなる。個人でこのような処理を行うことは多くは無いと思われるが、マルチコアCPUの性能をより引き出したいと望むなら、メモリ帯域幅を拡大が有効であることは覚えておきたい。

SiSoftware Sandra 2014.SP3

SiSoftware Sandra 2014.SP3 (20.42)

SiSoftware Sandra 2014.SP3 (20.42)

SiSoftware Sandra 2014.SP3 (20.42)

 

 

CPU性能を底上げするDDR4-2666メモリ

Haswell-EとIntel X99 Expressチップセットで構成される、コンシューマ向けハイエンドプラットフォームのLGA2011-v3は、メインストリーム向けのLGA1150より高価である分、コア数の多いCPUが利用できるというメリットを持つ。このメリットを生かし、計算や解析などの処理を行うユーザーにとって、ハイクロックメモリが実現するメモリ帯域幅の拡大は、少なからずCPUのパフォーマンスを底上げすることになるだろう。

F4-2666C15Q-16GRRは「X.M.P 2.0」に準拠しており、簡単な設定でDDR4-2666動作を実現できるメモリキットだ。加えて、4枚セット、すなわちDDR4-2666でのクアッドチャンネル動作が可能なメモリモジュールをセットにしている点も魅力となる。

Haswell-EとIntel X99 Express チップセットの組み合わせが正式にサポートしているメモリクロックの上限がDDR4-2133である以上、DDR4-2666というスペックは、メモリのスペック通りに設定しても、必ず動作するとは言い切れないのがオーバークロックメモリの宿命だが、CPUとマザーボードのメモリクロック耐性が十分あれば、JEDECの規格に準拠した通常のDDR4メモリと同じように利用できる。よりCPUの性能を引き出すことを望むなら、高速なDDR4メモリを選択したい。

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G.Skill F4-2666C15Q-16GRR


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